こんにちわ!お世話になります。DKです。
今回は『キッチンリフォーム』の施工事例を解説していきます。
ご依頼内容は
キッチンを新しくしたいから、給水・給湯・排水の配管をして欲しい。
いう内容です。
早速下見してきました!
- キッチンはシステム式で、メーカーはLIXIL。
- 食洗器は「IKEA」製のモノを使用する。
- 組み立ては自分でする!?
は?意味わからん??
自分で?
まぁ、いいや、ひとまず置いておこう・・・・
( ,,`・ω・´)ンンン?
見積りもいらないの?
ご提案できたのは
- ○○月○○日の8:30頃工事に来ますので、それまでに流し台を撤去しておいてください。
- 流し台部分と食洗器の配管接続の詳細が出ている図面なり施工説明書なりを用意しておいてください。
流し台部分はぶっちゃけどうでも良くて(どうでも良くはありませんけど、LIXILなら調べられるしから)、とにかく食洗器の配管の方が気になって仕方ない・・・
だって、IKEAですよ?
絶対外国製じゃないですか?
まぁ、自分でやるって言ってるし、施工説明書見てから考えよう・・・・・_| ̄|○
お客さんは「地元のお寺の住職さん」です。
- 既設管探査
- 給水・給湯・排水配管、通水試験
- 器具設置・接続
- 通水試験
- DK
- 72歳のポンゴリ師匠
さて、早速工事しますか!
施工事例 Mission.11-1
キッチンを新しくしたいから、給水・給湯・排水の配管をして欲しい。
私がリハビリ行っている間、師匠に写真任せたらボケてる・・・・・
既設管探査
- 施工説明書の熟読
- 墨出し
- ホルソー穴あけ
- 墨出し
- 床材撤去
- 壁材撤去
- 既設管探査、確認
ポイントは①②④⑦
①まずは施工説明書を読む。そして「必要な情報のみを抜粋」する。
必要な情報とは
- キッチンの設置寸法
- 給水・給湯・排水の各配管寸法
- 食洗器の設置寸法
- 食洗器の給水・排水の各配管寸法
食洗器の施工説明書を読んでみて、この「IKEA製の食洗器」はやっぱり外国製でした。
スウェーデン?かな??
部品が足りずお船に乗ってやってくるそうです。
そして、給水側に専用の接続品がいるので、それも大至急手配してもらいました。
②と④は同じ墨出しでも意味が違う。
- ②
- キッチン及び食洗器の給水・給湯・排水の各配管寸法から読み取った配管位置へのホルソー穴あけ寸法の墨出し。
- ④
- ②で開けた穴に干渉しないように床材と壁材を撤去する為の墨出し。
⑦は既設管のルートを確認し、次の工程へ
給水・給湯・排水配管・通水試験
- 配管ルートを決める
- 水を止める
- 既設器具・配管撤去
- 給水配管をする
- 給湯配管をする
- 排水配管をする
- 通水試験
- 壁・床材を復旧する
ポイントは①③⑦⑧
①前工程で既設の配管位置を確認できたので、それを元に配管の順序・ルートを選定する。
③壁に付いている、出ている既設の器具を撤去する。
それと同時に必要なくなる既設管も出来る限り撤去しておく。
あまり残すことはしない方がよい。せめて手の届く範囲くらいは残さないようにする。
⑦配管が終わったら通水して漏れを確認する。⑧より前に行う事。
⑧漏水が無ければ撤去した材料で復旧する。使えなくなった場合は代用の資材を用いる。
反省会
本日の作業はココまでです。 お疲れさまでした。
後は住職がキッチンをセットして、ガス屋さんが配管して、器具を接続できるようになったら呼んでもらう事にします。
この住職なかなか器用で、ウッドデッキもDIYで作ってました。
工具も私より持っているぐらいですし・・・・・
職業間違ってない?
電気工事の免許も持ってるって言ってました。
ただ、湯水排水は触りたくないらしい・・・・
- 施工説明書の熟読
- 墨出し
- ホルソー穴あけ
- 墨出し
- 床材撤去
- 壁材撤去
- 既設管探査、確認
- 配管ルートを決める
- 水を止める
- 既設器具・配管撤去
- 給水配管をする
- 給湯配管をする
- 排水配管をする
- 通水試験
- 壁・床材を復旧する
- 次回へ
今回の作業難易度は少し高めで6~7です。 IKEAの食洗機のせいで、少し難易度が上がってます。
私が考える新人さんに教える順序は以下の通りです。
- 雨水配管 屋外
- 排水配管 屋外
- 給水配管 屋外
- 給湯配管 屋外
- 排水配管 屋内
- 給水配管 屋内
- 給湯配管 屋内
- 機器設置
- 修理
- 設計
という感じですかね?
6と7は最近では同じ材料を使用するので同率でもいいです。 私が教えてもらった時代はお湯は銅管でしたので、給湯の方が難易度が高かったのです。
総合の難易度と成果品は次回、工事が完了した時に発表します。
次回はキッチンリフォームの続きです。
よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。