ニャロ

【水回りのちょっと得する話③】水回り関係の大きな声では言えない話です。

こんにちわ!お世話になります。DKです。

 

今回は水回りのちょっと覚えておくといい話です。
知っておくと少しは役に立つかもしれません。

 

水道屋さんのちょっと役に立つ話 ③

ニャロ

こんにちわ!お世話になります。DKです。   今回は水回りのちょっと覚えておくといい話です。 知っておくと少しは役に立つかもしれません。   目次 1 水道屋さんのちょっと役に立つ話 ③1.1 排水1.1.1 トイレの排水と浄化槽1.1.2 その他の排水と排水管の詰まり1.2 詰 […]

 

排水

普段何気なく使っている水道ですが、ご存じの通り水道には水道管水道器具に分けられて設置されています。
そして使用すれば余ったり洗い流したりした水は排水されます。

 

洗面台やキッチンの流し台、お風呂や洗濯機などトイレ以外の家庭排水には石鹸や洗剤を使用します。昔は道路にあるU字溝や側溝へ直接排水されていましたが、現在では下水道へ接続されているか、若しくは合併浄化槽という浄化装置へ排出され、浄化してから河川へ排出されています。

 

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トイレの排水と浄化槽

トイレの排水は汲み取り式の便槽と呼ばれるモノから、浄化槽へと移行され、現在は合併浄化槽へ又は下水道へ流入されています。最初に開発され使用されていた浄化槽を単独浄化槽と呼び、合併浄化槽と区別しています。

 

 

現在では単独浄化槽は使用できません。代わりに合併浄化槽が主流です。

何が違うのか?

名前の通り単独浄化槽は単独、つまりトイレしか流入させてはいけません。反対に合併浄化槽は合併ですから、単独槽のトイレは勿論、キッチン・洗面・洗濯・お風呂等雨水以外の生活排水全てを流入させる為の浄化槽」という違いがあります。

 

 

トイレは後述する専門店などのその他の排水路に設置させる阻集器類が無いに代わりに、一般家庭から工場や店舗に至るトイレが配備されている全ての建築物には必ず単独、合併問わず浄化槽が設置されています
ただし、公共や集落、農村等の下水道が配備されている地域では浄化槽は設置されていません。

 

トイレでよく詰まらせるモノとしては

  1. トイレットペーパー以外のペーパー類
  2. ナプキン
  3. 紙おむつ
  4. おもちゃ
  5. 掃除道具

これらが原因となっていることが多いです。

 

①は実はトイレットペーパーでも詰まります。というのも、トイレットペーパーは水に溶けますが沢山巻き取ると溶けずに固形物のままになってしまいます。トイレットペーパーを流す際にも少しの注意が必要です。
そして、今現在のトイレではエコだ、節水だと流す水量がとても少なくなっています。これも一つの要因です。

和式トイレを思い出してください。タンクのレバーを捻ると、すごい勢いで水が流れましたよね?
でも今の洋式では?
そうなんです、少しの水量しかないので押し流してくれないんです。
それによって、「少し大きくて丈夫なモノ」や「ちょっと量が多いモノ」を流しても詰まる事もあるくらいですから・・・・・

 

②は女子小中高校生がいるお宅、及びその生活圏内の女子トイレでよく見られます。トイレに流してはダメです

 

③はおじいちゃんおばあちゃんのお宅によくあります。紙と付くから流していいと思ったとか・・・・
ちょっと痴呆が入っている方の家では特に注意が必要となります。

 

④は言わずもがなおこちゃまです。奴らはギャングと一緒です。言う事を聞きませんからね。トイレの扉を一人で開けられるようになったら要注意です。ギャングに気を付けましょう。

 

⑤は掃除をしていてブラシの頭が取れてそれを流してしまってとか、トイレクイックル?を大量に流してしまって等が多いです。

 

その他の排水と排水管の詰まり

キッチンの排水は一番流れにくい物を扱う場所です。飲食店ではグリストラップと言われる油の専用分離槽を設置しなければならないくらい厄介な流体です。

 

洗面所とお風呂で流れにくい物はやはりですね。美容院や床屋さんではヘアトラップと言われる髪の毛の専用分離槽を設置しなければならないとされています。

 

洗濯機の排水では糸くずが流れにくいです。コインランドリーなどではランドリートラップと言われる糸くずやボタン片、毛髪等の専用分離槽を設置しなくてはならいです。

 

それぞれ詰まりやすい素材は違いますが、各々に間違いなく排水管を詰まらせる原因があります。
そんなに頻繁に配管が詰まることは無いですが、中には配管した職人の腕が悪かったりミスであったり、そもそも職人でない人が配管をしていたりして、本来あるはずの排水管としての機能が失われて、又は初めから機能していない事もしばしば見受けられます。

 

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詰まりを解消するには?

上記の通り詰まりの原因は様々です。

そこで活躍する薬品も色々な物があります。

 

私が主に使用する万能な薬品はにある記事を読んでください。

参考記事

こんにちわ!お世話になります。DKです。今回は『水道屋さんの使う消耗品!』を紹介します。  紹介するモノは『ダストス』『ピーピースルー』ですこれは配管洗浄剤です。配管が詰まった時に[…]

 

 

トイレには

これが中々役に立ちますよ。

 

 

使い方の基本は引く時に力を入れる事です。

押す時はゆっくり押して、引く時は一瞬で引き抜く感じで!

 

 

その他のキッチンや洗面、洗濯やお風呂は勿論、小便器の詰まりなどには上の参考記事にある薬品で対処可能です。
ただし、料理油や人間の脂、石鹸カスや髪の毛が原因の場合に限ります。

 

 

小便の詰まりには効くには効きますが、もっといいものが有ります。

 

これ、かなり効きます。ただ、使い方にちょっとコツが要りますが。

 

 

まとめ

今回は排水管の詰まりに付いて解説してきました。

 

 

薬品を使えば確かに詰まりは解消される事も多いです。ですが、そんな詰まりを解消するような薬品を使ってノーリスクだと思いますか?

実は排水配管はダメージを負っています。

排水の配管は総じて塩ビ管です。金属管なら薬品ダメージもそんなに高くありませんが、塩ビ管はそうはいきません。薬品を使用すると詰まりを解消するために科学反応を起こします。その時の熱がかなりの高温になる為、あまりに古い管や露出していて劣化の進んだ管では破損する危険もありますので注意が必要です。

 

 

ですので、詰まる前に策を講じておきましょう!!

 

因みに詰まると内容にもよりますけど解消する費用は最低でも¥5,000はしますし、最悪¥100,000を超える事にもなりかねませんので今内からボチボチやっておいて損はないと思いますよ?

 

それにこれ、結構地味ですがかなり有効です。

やることは簡単です。

  1. 1か月に1度でいいので、大きな鍋に湯を沸かす。
  2. それを排水口に一気に流し込む。

これだけです。出来れば1週間に1度やればバッチリですけどね。

キッチンと洗面、お風呂の排水にはかなり有効です。

 

 

早速、無理のない範囲で今日から始めてみましょう。

 

 

次回はウォータークーラー取替の施工事例を紹介します。
よろしくお願いします。

今日もありがとうございました。

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