こんにちわ!お世話になります。DKです。
今回は『和式便器のフラッシュバルブ修繕』の施工事例を紹介します。
ご依頼内容は
トイレを流すと根元から水が漏れるので直して欲しい。
というモノです。
下見しました!
- レバーを流すとスパッド部分からの水漏れを確認。
- 増し締めをしてみたけれど効果なし。
提案は
- 上記のように増し締めしたが効果が無い為、部品の取替になります。
- その際、上部の部品を取り外すので接続部分のパッキンも取り替えます。
②の理由としては、パッキンは古くなってくると固くなってきます。
その固まった状態のパッキンを一度バラして(分解して)再度使用しようとすると、固くなっている為上手く馴染まず漏水します。
ですので、古くなって部品を交換する時には、バラす部品とその接続部分のパッキンも一緒に取り替えるのがセオリーです。
今回は市からの依頼です。
- 器具をバラす(分解)。
- 器具を取り替える。
- 試運転。
となっております。
今回も1人で出来るか挑戦してきます!!
施工事例 Mission.30
器具をバラす(分解)
- 止水栓を止める。
- レバーを押して止まっているかを確認する。
- 必要最低限でバラす。
- 清掃する。
ポイントは③④
③、全部分解してしまうと、パッキンも沢山いるし手間もかかるので、取り替えたい部品を交換する為に最短工程になるようにバラす。
④、いつものごとくバラした部分を綺麗に掃除しておく事も忘れずに!
器具を取り替える
- スパッドを仮付けする。
- バラしたフラッシュバルブ本体とバキュームブレーカー・洗浄管のセット品をスパッドと止水栓部に仮ハメする。
- ①を本設置する。
- ②を本締めする。
ココでの重要ポイントは①~④全部。
①②を仮組みしてから③④で本設置するのは部材全部が新品の時の設置状況と異なる為です。
本来の取付方法は
①:スパッドの取付。
②:フラッシュバルブ本体とバキュームブレーカーを組み付ける。
③:洗浄管を必要な長さに加工する。
④:③で作った洗浄管を①へ仮差ししておく。
⑤:②を止水栓部へ仮付けする。
⑥:④を⑤へ仮付けする。
⑦:⑤⑥を見た目を調整しながら本設置する。
今回工事と大きく違うのは④です。
今回工事では④の洗浄管が固定されている状態(新規の場合はこれが上下に可動する)なので、スパッドを緩くしておかないとセット品が組付け出来なくなるのです。
試運転
写真は有りません。
- 止水栓を開ける。
- 各接続箇所の漏水の有無を確認する。
ポイントは②
分解していない部分の確認も忘れずに行う事!
反省会
完成しました~🎵
右手が使えないと苦労する・・・・
- 止水栓を止める。
- レバーを押して止まっているかを確認する。
- 必要最低限でバラす。
- 清掃する。
- スパッドを仮付けする。
- バラしたフラッシュバルブ本体とバキュームブレーカー・洗浄管のセット品をスパッドと止水栓部に仮ハメする。
- ①を本設置する。
- ②を本締めする。
- 止水栓を開ける。
- 各接続箇所の漏水の有無を確認する。
本日の成果
- スパッド
- パッキン類
最後に
今回は市からの依頼で公共施設内のトイレ修繕の紹介でした。
今回の作業難易度は3です。作業時間は1.5時間もかかってしまった・・・・
私が考える作業難易度は以下の通りです。
- 雨水配管 屋外
- 排水配管 屋外
- 給水配管 屋外
- 給湯配管 屋外
- 排水配管 屋内
- 給水配管 屋内
- 給湯配管 屋内
- 機器設置・道路下
- 修理 ⇐ ココの3
- 設計
という感じですかね?
6と7は最近では同じ材料を使用するので同率でもいいです。 私が教えてもらった時代はお湯は銅管でしたので、給湯の方が難易度が高かったのです。
身体が正常であれば30分位の仕事なのに・・・・
1時間半は悲しい・・・・
早く元に戻ってくれないかなぁ
次回は洗面化粧台の水栓取替の施工事例を解説します。
よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。