こんにちわ!お世話になります。DKです。
今回は『水平器』の紹介です。
水道屋さんはこの「水平器」という工具は、かなり頻繁に使います。
屋内でも屋外でも、配管にも器具付けにも使いますし、宅内工事にも道路工事にだって使用します。
そんな使用頻度の高い工具ですが、欠点が一つ。
自分の『目』も養わずに水平器に頼り切っていると、狂った時にわからなくなる。
という事になってしまうので、使用の際は気を付けてください。
それとぶっちゃけると、もし購入するならどれでも同じです。ただ、デザインと長さで選んでも良いと思います。
しかし、先ほども言った通り永久に狂わない水平器はありません。
高価だから狂いにくいかと言えば、使い方にもよるので一概には言えません。
▼今回は下記3項目を解説します。
- 水平器とは?
- 水平器の特徴
- 水平器の厳選おすすめ機種とその理由
1.水平器とは?
名前の通り「水平」の度合いを測る工具。別名は水準器・レベル。
水平又は鉛直に対する角度や傾斜の度合いを確認する為に用いられる。
- よく目にするのは気泡入りの水平器
- 円形の水平器
- レーザー式
- デジタル式
のものが有る。
値段もかなりまちまちだが、高ければいいというモノでもない。
2.水平器の特徴
- 気泡型水平器・・・・金属又は樹脂製のフレーム内に気泡管を利用した水準器が取り付けられているモノ。気泡管には基準になる線が入っている。その線と線の真ん中にある時が「水平」である。一般的な水平器でDIYでも使用する。前後若しくは左右を測るのに向いている。
- 円形水平器・・・・・気泡型水平器が箱(四角)なのに対して、こちらは丸。円形。面の水平を出したり、転びを見るのに向いている。精度はあまり高くはないが、おおよその水平等が必要な精密機械や工具などとセットで使ったり、組み込まれていたりする。代表的な物は洗濯機。
- レーザー水平器・・・水平器にレーザーポイントが内蔵されていて、離れた地点の水平がとれる。
- レーザーレベル・・・回転レーザー照射型レベルが一般的。赤外線レーザーを全周囲に照射して水平がとれ、受光器とセットで使用すると一人で作業が出来る。土木工事で使用する事が多い。
- デジタル水平器・・・気泡管にプラスで測定値をデジタルで表示してくれる水平器。普通の気泡型水平器よりも価格が高い。
3.水平器の厳選おすすめ機種
1.シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し300
2.シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し450
3.新潟精機 アルミ水平器 マグネット付き300
4.新潟精機 アルミ水平器 マグネット付き450
5.シンワ測定 ブルーレベル マグネット付き300
6.タジマ ボックスレベル マグネット無し150
7.シンワ測定 ブルーレベルJr マグネット無し150
8.シンワ測定 ブルーレベルJr マグネット付き150
9.タジマ オプティマレベル マグネット付き130
10.SUN UP ミニ水平器 マグネット付き230
色分けしました。
- マグネット無し
- マグネット付き
水平器
1.水平器とは?
名前の通り「水平」の度合いを測る工具。別名は水準器・レベル。
水平又は鉛直に対する角度や傾斜の度合いを確認する為に用いられる。
土木工事や建築工事、測量など幅広く使用されている。
▼主だった種類は下記の5種類
- 気泡式水平器
- 円形水平器
- レーザー水平器
- デジタル水平器
- 水盛管
値段もかなりまちまちだが、高ければいいというモノでもない。
現に水盛管(みずもりかん)は鎌倉時代からの産物で多少は変化しているが、変わっていない。
在来式の風呂場で左官さんと一緒に「墨付け」に使用したことも有ります。
2.水平器の特徴
気泡型水平器
- 金属又は樹脂製のフレーム内に気泡管を利用した水準器が取り付けられているモノ。
- 気泡管には基準になる線が入っている。その線と線の真ん中にある時が「水平」である。
- 2本3本とある基準線の1本目に達すると1/100、2本目に達すると1/50等の配管勾配を測れるように作られているモノが多い。
- 一般的な水平器でDIYでも使用する。
- 四角く長方形な為、前後若しくは左右等の一方向の水平、鉛直を測るのに向いている。
円形水平器
- 気泡型水平器が箱(四角)なのに対して、こちらは丸。円形。
- 面の水平を出したり、転びや勾配を見るのに向いている。
- 精度はあまり高くはないが、おおよその水平等が必要な精密機械や工具などとセットで使ったり、組み込まれていたりする。
- 代表的な物は洗濯機。
レーザー水平器
- 水平器にレーザーポイントが内蔵されていて、離れた地点の水平がとれる。
- 精度はあまり高くない。
レーザーレベル
- 回転レーザー照射型レベルが一般的。
- 赤外線レーザーを全周囲に照射して水平がとれ、受光器とセットで使用すると一人で作業が出来る。
- 土木工事で使用する事が多い。
デジタル水平器
- 気泡管にプラスで測定値をデジタルで表示してくれる水平器。
- 普通の気泡型水平器よりも価格が高い。
水盛管
- ゴムホースの両端に数十センチくらいの透明なガラス管を接続したモノ。
- 全体が透明なビニルホースのモノもある。
- 安価な割に精度が高い。
水盛り管の使用方法
- 私がやったのは脚立の上に水を入れたバケツを置き、透明なビニルホースの片側を水に入れて、もう片方を吸って気泡が入らないようにしながら一定の所で止める。
- すると、水面は常に一定の為、ビニルホース内の止まっている所は何処まで持っていっても「常に水平」という事になる。
狭い場所や、二つの地点が見通せないような場所ではかなり役立つ。
3.水平器の厳選おすすめ機種とその理由
私の独断と偏見で選んだランキングです。
購入する場合は良く見て形状を選んでください。
順位横の星は私のおすすめ度で、商品名下の星はAmazonレビューの星の数になっています。
№1
シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し300
- 超おすすめ!
- マグネット無し。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 気泡部分が見やすい。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が豊富。
№2
シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し450
- 超おすすめ!
- マグネット無し。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 気泡部分が見やすい。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が豊富。
№3
新潟精機 アルミ水平器 マグネット付き300
- 超おすすめ!
- マグネット付き。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 45°方向にも対応している。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が豊富。
№4
新潟精機 アルミ水平器 マグネット付き450
- 超おすすめ!
- マグネット付き。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 45°方向にも対応している。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が豊富。
№5
シンワ測定 ブルーレベル マグネット付き300
- おすすめ!
- マグネット付き。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 気泡部分が見やすい。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が豊富。
№6
タジマ ボックスレベル マグネット無し150
- おすすめ!
- マグネット無し。
- ケガキやすい。
- 鉛直方向にも対応している。
№7
シンワ測定 ブルーレベルJr マグネット無し150
- おすすめ!
- マグネット無し。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 45°方向にも対応している。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が選べる。
№8
シンワ測定 ブルーレベルJr マグネット付き150
- おすすめ!
- マグネット付き。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 45°方向にも対応している。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が選べる。
№9
タジマ オプティマレベル マグネット付き130
- おすすめ!
- マグネット付き。
- ケガキやすい。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 45°方向にも対応している。
- 鉛直方向にも対応している。
- 種類が選べる。
№10
SUN UP ミニ水平器 マグネット付き230
- おすすめ!
- マグネット付き。
- V字なので円形のパイプに沿わせられる。
- 45°方向にも対応している。
- 鉛直方向にも対応している。
まとめ
商品の形状をよく見てから購入をしてください。
マグネット有りなの無しなのか、長さはいくつなのか。
特に1番と2番と5番、3番と4番、7番と8番は選択式ですのでお間違え無きよう。
1.シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し300
2.シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し450
3.新潟精機 アルミ水平器 マグネット付き300
4.新潟精機 アルミ水平器 マグネット付き450
5.シンワ測定 ブルーレベル マグネット付き300
6.タジマ ボックスレベル マグネット無し150
7.シンワ測定 ブルーレベルJr マグネット無し150
8.シンワ測定 ブルーレベルJr マグネット付き150
9.タジマ オプティマレベル マグネット付き130
10.SUN UP ミニ水平器 マグネット付き230
以上となります。
が、少しおすすめしたいものが少しあるのでご紹介します。
ペンタックス オートレベル
トプコン オートレベル 三脚付き
ニコン オートレベル
トプコン ローテ―ティングレーザー 三脚付き
パナソニック レーザーマーカー
- 器具を設置する時
- 器具の小物を取付ける時
- 配管の水平・鉛直を見る時
- 配管の勾配を測る時
- 塩ビやコンクリートの桝を設置する時
- 地盤の高低差を測る時
等々、きりがありません。
でも、冒頭で言った通り道具に頼り切るのもダメです。
「目」を養いましょう。
- まず、取付けるモノを目で見て仮止めしてみる。
- 仮止めしたモノを水平器で見てみる。
- 曲がっていたら修正する。
これを繰り返すことで段々と「自分の癖」と「水平」「鉛直」の度合いが分かってきます。
癖は「自分が水平だと思うと必ず左が少し下がっている」とか、「鉛直だと思っているのに右に倒れている」とかが分かってくるので面白いですよ。
一度自分の癖を見て置くのも大事なことですよ。
私、最近ではあまり水平器使いませんし。
みなさんはちゃんと使ってくださいね。
次回は雨水配管経路の修繕事例を解説します。
よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。