こんにちわ!お世話になります。DKです。
宅内業者の工具の第6弾です。
宅内業者の必須であるホルソー&コア等の先端工具に付いて紹介します。
ここでは
- 先端工具?
- ホルソーって何?
- コアって何?
にお答えします。
DIYでも使用するのでしっかりと読んでください。
1.先端工具?
先端工具とは電動ドリルや電動ドライバーの先に取り付けて使用する工具。
壁や床、土間に穴を開けたり、ビスの締付けや緩める作業に適した形状をしている。
鉄工キリや木工キリが代表。
2.ホルソーって何?
ホルソーは『ホールソー』の事。ホールは穴。ソーはノコギリ、刃。
「穴を開ける刃」という意味の先端工具の一種。
対象素材によって専門の刃を取付ける必要はあるが、総じて汎用性が高い刃が多い。例えば木用の刃ではあるが、薄い金属板もOKだったり、金属用の刃であるが、塩ビ製品も切れたりする。
各メーカーから口径毎、対象素材毎にかなりの種類が出回っている。その為どれを購入するか迷ってしまう。
3.コアって何?
コアは惑星の核。コアは物事の重要部分。水道屋の使う「コア」はコア抜きの事。
専用の刃を用いて「コンクリートやアスファルトに穴をあける事」「穿孔」
ここでは穴を開ける「刃」の事。
宅内工事用工具類
ホルソー
特徴
ホールソーの事。対象素材に穴を開ける工具。穴あけ工具の為、刃は円形。ドリルの刃では開けきれないような口径を開ける時に使用する。
- 通す物によって刃の口径を交換する。
- 切削するモノによって刃も素材に合わせて交換する。
- 必ずセンタードリルが付いている。
等、使用する刃を条件によって交換する。
- 通す物によって口径を合わせなければ開けた穴が大きすぎて
- みっともない。
- 塞ぐのが大変。
となってしまう。
- 切削物に合わせて刃も交換しなければ
- いつまでも穴が開かない。
- 刃が焼けて切れなくなる。
焼けたら最悪です。もう一つ買いましょうとなる。
必ずセンタードリルが付いているのは、刃がズレないようにする為です。
センタードリルを取り外して穴を開けようと思う物にホルソーの刃をそのまま当てて切ってみて下さい。絶対に刃がズレてゲジゲジになります。やり様は有るんですが、センタードリルが付いていた方が楽ちんです。
種類と用途
- 適合材
- 複合材料
- 木材
- プラ排水桝
- 穿孔可能材
- 金属1㎜以下
- 人工大理石
- 金属系サイディング
- 塩ビ管
- FRP
- 適合材
- ガルバリウム鋼板サイディング
- 木材
- 合板
- 金属系サイディング
- 穿孔可能材
- ALC
- 日本壁・ラス壁
- 軽天
- FRP
- 塩ビ管
- プラ排水桝
- スパイラルダクト
- アクセスフロア
- 人工大理石
- 窯業系サイディング
- プラスチック
- 複合材
- 金属1㎜以下
- 適合材
- 木材
- 金属系サイディング
- 窯業系サイディング
- 集成材
- 石膏ボード
- フロアパネル
- 穿孔可能材
- 塩ビ管
- FRP
- スレート
- プラ排水桝
- プラスチック
- 樹脂
- 適合材
- プラスチック
- ベニヤ
- 木材
- 樹脂
- 適合材 578P
- 金属
- ステンレス
- 穿孔可能材
- アルミ
- スパイラルダクト
- プラ排水桝
- 樹脂
- プラスチック
- 適合材 ウッディング
- 木材
- 窯業系サイディング
- 合板
- 穿孔可能材
- フロアパネル
- プラスチック
- 塩ビ管
- プラ排水桝
- FRP
- 金属系サイディング
- 石膏ボード
- スレート
- 樹脂
- 適合材
- 金属
- ステンレス
- 穿孔可能材
- アルミ
- スパイラルダクト
- プラ排水桝
- FRP
- 合成樹脂
- 適合材
- 金属
- ステンレス
- 穿孔可能材
- アルミ
- スパイラルダクト
- プラスチック
- 樹脂
- プラ排水桝
コア
特徴
コア抜きとはコンクリートやアスファルトに穴を開ける事。
その刃には『湿式』と『乾式』の2種類がある。
- 湿式とは
- 穿孔に水を使用する。
- 粉塵が出ない。
- 鉄筋も難なく切り込む。
- 水で刃を冷却しながら進む為長持ちする。
- 部材を使用すれば深い穴もあけられる。
- 汚濁水が発生する為、養生と吸い取りが必要。
- 乾式とは
- 穿孔に水を必要としない。
- 大量の粉塵が出る。
- 鉄筋に当たると穿孔スピードが格段に落ちる。
- 刃の摩耗が早い。
- あまり深い穿孔はできない。
- 粉塵が発生する為、養生と吸い取りが必要。
種類と用途
手持ちと固定は使用するコア抜き機本体の違いで2種類ある。
- 2種類の違いは簡単にまとめると
- 手持ち式は一般家庭の修理やリフォーム等の数が少なく、狭いスペースでの作業をする時。
- 据付式は中大規模の構造物や穿孔数が多く、プレートが設置できるだけのスペースが確保できる時。
現場の条件よって機械本体も使用する刃も変える。
今日のまとめ
今回は宅内工事で使用する工具の第6弾でした。
先端工具について解説をしました。
水道屋さんには必須な工具で、「ホルソー屋さん」は有りませんが「コア屋さん」という職業もあるくらい需要のあるものです。
DIYでの使用ならホルソーが一般的で、使用頻度もあるのではと思います。
上記の私が使用しているホルソー刃には実は特徴がありまして、切り取った屑が簡単に取れるモノしか使ってません。
種類も豊富だし必要な種類の口径を揃えてください。
シャンクやセンタードリルは使いまわせたりするので重複しないように気を付けてください。
あと、先端工具を使うにはドリルやインパクトドライバーが必要です。防護メガネや軍手も装着しましょう!
ホルソーとコア抜き、この2つの先端工具で穴を綺麗に開けるコツは
強く押し付けすぎない事!
押さえつけすぎると刃も消耗しますし、最後の切り取れる瞬間に後ろ側がバリバリになります。軽く当てて掘り下げていくイメージでいいくらいです。
さて、次回は鋳鉄管の継手の種類などを少し細かく解説します。よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。