こんにちわ!お世話になります。DKです。
今回は『ザルボ、砲金持出ソケット』の解説です。
「ザルボ」って知ってますか?
「砲金持出ソケット」なら聞いたことありますか?
少し専門的な材料なので、一般の方で知っていたら逆にびっくりですけどね。
水道屋さん以外ではあまり知られていない材料「ザルボ」ですが、かなり重要な役割をはたしますので知っておいて損は無いかと思います。
そんなザルボの解説です。
ザルボ、砲金持出ソケット
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ザルボ、砲金持出ソケットとは?
ザルボとは給水管又は給湯管と水回り機器の間に用いる砲金製の持出ソケットの事。
六角レンチなどを使用して締め付ける。
この材料は
- 水回りの器具類設置のために、床や壁に給水管または給湯管を配管しますよね?
- その時に、大工さんが施工する壁の下地材に干渉しないように、配管する管の口を仕上がり面よりも引っ込めて配管します。
- 引っ込めて配管するという事は仕上がり面から遠いわけですので、仕上がり面と±0~5㎜位になるように取り付ける砲金製の持出ソケットの事です。
下手くそでごめんなさい。
使い方のイメージとしてはこんな感じです。
使い方のもう一つは、水洗いをする土間やタイルが仕上げ材の時に仕上げ面に継手では無くザルボを使用していると、砲金という素材の特性で取付けた材料が固着しにくいんです。
ですから、器具の交換時に外すのがすごく楽です。
錆にくいのも良いですね。
ザルボ、砲金持出ソケットの種類
長さが10㎜~50㎜まで5㎜刻みであるので、現場に合わせた長さを選択します。
種類は長ネジザルボというのがあって、それだけ特殊な形をしている以外メーカーが違うだけで同じもの。
オスネジ部分にはシールテープの滑り止めが付いているモノもある。
基本的にザルボを取付ける(オスネジ部分を取付ける)場合は、その相手の継手により「シールテープ」の巻き数を調整する。
そして、ザルボに取付ける(メスネジ部分に取付ける)場合は、「シールテープ」の巻き数は9回を目安にするとよい。
ザルボを取付けるには「持出レンチ」(六角レンチ)が必要になる。
中には六角レンチでは施工が出来ないものが有るが、現在は使用されていない。
まとめ
さて、どうでしたか?
なかなか便利な材料なので、頭の片隅にでも置いておいてください。
どこかで役立つかもしれませんよ?
- 水回りの器具類と配管の間に使用して、仕上げ面までの距離を調整する。
- コンクリート土間やタイル仕上げ床の仕上げ面に使用すると、固着しにくく錆びにくい為取替や修理が楽になる。
使わなければいけない材料ではないですが、あれば現場が楽になる材料です。
- パイプレンチ、コーナーレンチ(取外し)
- 持出レンチリンクリンク
- シールテープ
- ヘルメチックシール
因みにこのザルボを取付ける費用は私は計上していません。
使う家と使わない家があるので、単体では計算はしないですね。
機会があれば使用してみてください。
仕上げ加工の施してある
こんなのもありますので。
次回は施工事例を解説しようと思います。
よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。