こんにちわ!お世話になります。DKです。
今回は『市の陸上競技場にある散水用のバルブ取替』の施工事例を解説します。
ご依頼内容は
陸上競技場にある散水用のバルブが壊れて作動しないから取り替えて欲しい。
というモノです。
下見してきました。
- 水源を止めるので図面が必要。
- 駐車場での作業になるので、なるべく人が使用して無い時が都合が良い。
ココの陸上競技場は市水道と井水があるので、どちらのバルブなのかを調査する必要があるので、お見積書を提出に来た時にでも図面を用意しておいてほしい。
今回は市からの依頼です。
- 舗装撤去
- 既設構造物撤去
- バルブ取替
- 復旧
となります。
- DK
- てこ
てこ・・・一般作業員の事。職人の手間取り。
さて、工事開始です!!
施工事例 Mission.19
舗装撤去
- 工事範囲を決める。
- 舗装を取り壊す。
ポイントは全部。
①、工事する(舗装を取り壊す)範囲を決める。
②、本来ならココで「舗装を切断する」が、今回は段取り上切断の工程は省いている。
既設構造物撤去
- 人力にて掘削する。
- 既設構造物を撤去する。
ポイントは特になし。
バルブ取替
- 市水道か井水かを確認する。
- 水を止める。
- 管を切断し撤去する。
- 新規バルブを設置し、配管する。
- 通水試験。
ポイントは①②⑤
①、冒頭でも伝えた通りに前もって調べた図面にて「市水」なのか「井水」なのかを確認する。
②、①で確認したバルブを操作して給水を止める。しっかりと止まったかの確認と、水抜きを行う為に関連する蛇口を開く。
⑤、埋め戻したりする前に配管に漏水が無い事を確認する。
復旧
- バルブボックスを設置する。
- 埋め戻す。
- 仮舗装をする。
ポイントは①③
①、バルブボックスの設置は、その場所や状況によって仕様を変える。ココではコンクリート桝+鋳物蓋。
③、後に本復旧をかけるので、それまでの砕石などの飛び散り防止。本復旧前には改めて舗装を綺麗に切断する。
反省会
今回は陸上競技場の散水用バルブの取替工事についての解説をしてきました。
一番手間が掛かったのは、敷地が広く水が止まるまでに少々時間がかかった事くらいです。
- 工事範囲を決める。
- 舗装を取り壊す。
- 人力にて掘削する。
- 既設構造物を撤去する。
- 市水道か井水かを確認する。
- 水を止める。
- 管を切断し撤去する。
- 新規バルブを設置し、配管する。
- 通水試験。
- バルブボックスを設置する。
- 埋め戻す。
- 仮舗装をする。
本日の成果
1.HIパイプ・・・・・・Φ25
2.HI継手・・・・・・・Φ25
4.ゲートバルブ ・・・・25A
以上です。
最後に
今回は市からの依頼で、陸上競技場の散水用バルブの取替の施工事例を紹介しました。
今回の作業難易度は2くらいです。
私が考える新人さんに教える順序は以下の通りです。
- 雨水配管 屋外
- 排水配管 屋外
- 給水配管 屋外
- 給湯配管 屋外
- 排水配管 屋内
- 給水配管 屋内
- 給湯配管 屋内
- 機器設置・道路下
- 修理 ⇐ ココの2
- 設計
という感じですかね?
6と7は最近では同じ材料を使用するので同率でもいいです。私が教えてもらった時代はお湯は銅管でしたので、給湯の方が難易度が高かったのです。
今回はそんなに難しい事はありませんでした。
バルブボックスを積み上げる事が一番難しいことかな??
次回は洋式トイレの修理工事の事例を紹介、解説します。
よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。