【水道屋さんの使う消耗品】をご紹介! 接着剤 

こんにちわ!お世話になります。DKです。

今日は台風の影響で雨です。事故の影響か右腕が痛いです。

さて、本日は『水道屋さんの使う消耗品!』を色々と紹介しながら説明していきたいと思います。ご自分で修理をされる時などに役立ったりしますので、是非読んで行ってください。

消耗品類①

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接着剤

接着剤各種
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特徴

言わずと知れた管と管を接続するための物。塩ビ管同士の接続に用いられる。多数のメーカーから色々な容量と用途で種類も豊富にあり、ホームセンター等でも簡単に手に入れることが出来る。

塩ビ管類全部に使えるモノ、HI専用のモノ、HT専用のモノ等があり速乾性・遅乾性、青・赤・白・透明等があります。色付きの物は接着した!というれっきとした証拠になります。

というのも、もし接着箇所が抜けて漏水したとして、さてそれは誰の責任になるのか?という事になる。当然水道屋は腕を疑われて一番最初に吊し上げられる。その時に、色が付いていれば規定の位置(継手の呑み込み代)までしっかりと接着されていたことが確認できるのである。一応透明の物でも確認は出来るが色付きの物の方が見やすいし、写真や施工直後の立会検査でも見てすぐわかる。

似たような入れ物で滑剤という物もある。受け口付き直管やベンド継手を接合するのに用いる。

DK

因みにこの接着剤を用いて接合する施工方法を『TS接合』という。

私が使用しているのは

  • HI用は白色透明の2色で共に500g缶
    • メーカー クボタケミックス、積水化学工業
  • VPやVU用で透明1㎏缶
    • メーカー クボタケミックス
  • HT用は250g管
    • メーカー クボタケミックス、積水化学工業

HI用はどうして2色かというと、白色の方の接着剤は上から仕上げ材を被せる(例えば保温材)時や地中若しくはコンクリート埋設時等の配管又は継手部分が人目に付かないところに使用する。そして透明な方はその逆、つまり露出で何も被せず剥き出し配管をする箇所、要は管又は継手部分が人目に触れるところに使用している。

そしてそれは配管の仕方も少し変わり塩ビ管類の施工方法の記事①でも解説したが、管に刻印されている文字を前面に出すか出さないかによって種類を変えている。

何故VPやVU用は一社の物しか使わないのかというと、それは接着剤本体に付属している『刷毛』にある。積水の方は硬くて室内で使うと、接着剤を管のヘリで拭った時や管に塗っている時等に細かい飛沫が飛ぶのである。その点クボタの方は刷毛が柔らかくピッピッと飛ぶことは少ない。

それと遅乾性の物は普段は使わず、配管口径がΦ200以上になり尚且つ1回2回で無くある程度の回数の接合がある時にしか使わない。

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今日のまとめ

今日は接着剤の紹介と解説をしました。

一応私は配管の確実性は勿論ですが、見た目や機能?将来性?効率?も考慮して接続しているつもりですし、応援の職人さんやバイト君達にもそれを説明して手伝ってもらっています。

今のご時世、そんな事を考えて配管する職人は本当に少ないと思います。現に元請さんの一部の方達には意味がないとかも言われたりしますが、やはり水道屋になって20数年経ち修理へ行った元の会社の職人やそこのお施主さんから感謝されることも多くあります。

間違ってなかった!と思える一瞬です。

さて次回も消耗品類の解説です。よろしくお願いします。

今日もありがとうございました。

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