【施工事例】水道屋さんの施工事例集です。Mission.13

こんにちわ!お世話になります。DKです。

今回は市水道の本管からの宅内への引き込み工事の施工事例を解説します。

 

 

ご依頼内容はお客さんからではなく、下水道工事を行う知り合いの土建屋さんからで、

水道を下水道と一緒に引き込みたいから配管工事だけ頼みたい。

との事です。

 

下見してきました。

  1. 本管からの分岐~水道メーター器までの工事。
  2. 水道配管に必要な部分の土工の支持と写真。

 

一応提案?というか、

今現在その付近は、水道本管の計画中の地域で、水道の圧力が同じ市内の他所に比べて低いので、今はまだ商用利用はあまりお勧めではない。数年以内には解消予定である。

との水道課の指摘があった旨を、お客さんに確認して欲しい事として伝えておいた。

 

お客さんも納得されたようで、工事の準備です。

 

 

今回の工事は土建屋さんからの依頼です。

  1. 使用材料の確認。
  2. 既設管の状態確認。
  3. 配管工事。
  4. 付帯工事。

となります。  

DK
 
因みに呼び方を配水管=本管としています。

 

さて、工事開始です!!  

 

施工事例 Mission.13

土建屋さんが着手前の写真を撮っていたので今回はありません。

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使用材料の確認

ポリエチレン管Φ20
メーターボックス・メーターユニット
サドル分水栓VΦ50×20他
中間テープ・粘着テープ
識別マーカー
 

 

  1. 本来は工事開始日までに入荷し、確認しておく事。
  2. 工事対象の市町村の仕様に当てはまっているか?
  3. 取出し対象の本管の管種に間違いは無いか?

全てが重要ポイント。 ①はこの工事に限らず全ての工事において言える超重要な項目で、最低でも2~3日前には入荷して確認しておく事。 発注ミスや配送ミスなどで施工時に影響が出る事を極力避ける。 ②③共に①で日数に余裕があれば変更も可能。 稀に水道課に残っている図面の管種と違っていることが有るので、その際の対応も考えておけたらベスト!!  

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既設管の状態確認

既設管状況確認
 

 

  1. 対象配水管の管種と口径の確認。
  2. 対象配水管のオフセットの確認。

この工程も全部が重要ポイント。 ①は準備した材料で間違いが無いかの確認のため、最優先で調べる事。 ②はその配水管の埋設位置を写真として提出する事で、次回周辺工事を行った際の施工事故を防ぐ役割もある為、かなり重要である。 測定するのは深度」「不動構造物からの距離。  

配管工事

穿孔状況
配管状況
配管状況
配管出来形
水圧テスト
水圧テスト

 

  1. 既設配水管の清掃。
  2. サドル分水栓の取付。
  3. 水圧テスト 1.75Mpa。
  4. 穿孔。
  5. 管路部分に規定値の保護砂を投入し、敷き均す。
  6. 分止水栓、PP管、60°ベンド、メーターユニットまでを配管する。
  7. 洗管。
  8. 水圧テスト 1.75Mpa。

ポイントは①③④⑤⑧

①、②で取付ける位置よりも少し広めに清掃する事。この時に取付ける箇所の表示テープを除去してから清掃し、しっかり清掃できてないと漏水の原因になる。

 

③、②でサドルを設置した後にサドル自体の漏れを確認する為に行う。サドルの止水栓は開いたままで行う。

 

④、サドルの止水栓が開いていることを確認し、対象口径にあった刃で穿孔する。穿孔機には手動と電動がある。
今回は塩ビ管で小口径の穿孔なので手動を選択している。 強引に推し進めるのではなく、刃の下げスピードはゆっくりと、刃の回転スピードは素早く回す必要があり、若干のテクニックが必要で、尚且つ穿孔が完了した感触も感覚で覚える必要がある。

 

⑤、今回工事は下水道管との併用になるので下の砂基礎厚は100㎜。これが水道管単独工事の場合は50㎜となる。

 

⑧、この水圧テストは先程とは異なり、サドルの止水栓を閉じて行う。対象は⑥で配管したモノ全て。

確認箇所は全部で5か所。

  1. サドル分水栓+分止水栓
  2. サドル分水栓+閉栓キャップ
  3. 分止水栓+ポリエチレン管
  4. ポリエチレン管+60°ベンド
  5. 60°ベンド+メーターユニット

 

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付帯工事

保護砂埋戻し
中間テープ設置
識別マーカー設置
メーターボックス設置

 

  1. 保護砂を規定値被せる。管上100㎜。
  2. 1層埋め戻してもらい中間テープを設置する。管上300㎜。
  3. 程よく埋まってきたら識別マーカーを設置する。
  4. 敷地内でメーターボックスを設置し、埋め戻す。

ポイントは①②③

①、保護砂の転圧は人力で行う事。

②、この1層目の転圧はプレートコンパクターで行う。それ以上の大きさのモノは厳禁!!

③、「程よく」とは識別マーカーが識別できる距離の600㎜以内。その範囲なら規定はないが、アスファルトに直接触れるのは厳禁
私は路床に設置しているので、H=150~200くらい(アスファルトや下層路盤等の厚みにより違う)。
実はマーカーが出始めの頃に、識別限界距離がH=600㎜だったので、H=600㎜で設置したら転圧不足なのか多分下がってしまい、検査で反応しなかったという事があり、以降設置後に埋戻し部分が下がっても大丈夫なように下層路盤下、路床上部に設置する事にした。  

 

反省会

完成です。 こっちの写真も土建屋さんのカメラの中です。

 

最後に

本管内圧力測定
本管内圧力測定

!!?

あれ?
黒板が間違ってる・・・・
2.0Mpaって・・・・
0.2Mpaです、本来は・・・・

 

 

作業時間はほぼほぼ一日拘束されました。7時間くらいかな?

  1. 本来は工事開始日までに入荷し、確認しておく事。
  2. 工事対象の市町村の仕様に当てはまっているか?
  3. 取出し対象の本管の管種に間違いは無いか?
  4. 対象配水管の管種と口径の確認。
  5. 対象配水管のオフセットの確認。
  6. 既設配水管の清掃。
  7. サドル分水栓の取付。
  8. 水圧テスト 1.75Mpa。
  9. 穿孔。
  10. 管路部分に規定値の保護砂を投入し、敷き均す。
  11. 分止水栓、PP管、60°ベンド、メーターユニットまでを配管する。
  12. 洗管。
  13. 水圧テスト 1.75Mpa。
  14. 保護砂を規定値被せる。管上100㎜。
  15. 1層埋め戻してもらい中間テープを設置する。管上300㎜。
  16. 程よく埋まってきたら識別マーカーを設置する。
  17. 敷地内でメーターボックスを設置し、埋め戻す。

最後に通水して洗管は入念に行いましょう。

 

今回工事の作業難易度は4~5くらいです。

私が考える新人さんに教える順序は以下の通りです。

  1. 雨水配管 屋外
  2. 排水配管 屋外
  3. 給水配管 屋外
  4. 給湯配管 屋外
  5. 排水配管 屋内
  6. 給水配管 屋内
  7. 給湯配管 屋内
  8. 機器設置・道路下 ⇐ ココの4~5
  9. 修理
  10. 設計

という感じですかね?

6と7は最近では同じ材料を使用するので同率でもいいです。 私が教えてもらった時代はお湯は銅管でしたので、給湯の方が難易度が高かったのです。

 

 

今回の成果

  1. ポリエチレン管Φ20
  2. サドル分水栓VΦ50×20
  3. 分止水栓Φ20
  4. 60°ベンドΦ20
  5. メーターユニットΦ13×20
  6. メーターボックスΦ13用
  7. 中間テープ
  8. 表示テープ
  9. 識別マーカー

 

 

以上です。  

最後に

今回は戸建ての住宅への水道管引き込み工事の施工事例を解説しました。

通常0.3~0.4Mpaくらいはあるはずですから、思った以上に圧力が低くてびっくりしました。

 

 

道路下の配管工事は種類がそんなにない為、覚えてしまえば簡単です。
「簡単というのは1人当たりの作業量が分散できるので」という意味です。

理由は「道路下工事は1人では行わない」という事があります。最低でも2~3人は必要です。

したがって、1人当たりの配管に対する作業量は減ります。慣れも勿論必要ですが。

 

 

次回は面取り器、リーマーの詳細を解説します。
よろしくお願いします。

今日もありがとうございました。

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