【施工事例】水道屋さんの施工事例集です。Mission.34

こんにちわ!お世話になります。DKです。

今回は公園の子メーター器取替修繕の施工事例を紹介します。    

 

 

子メーター器とは、市町村の水道局や水道課が貸与する水道メーター器とは別使用料の確認料金の徴収漏水の有無等のために、個人又は施設ごとに設置するメーター器の事で、対応年数は水道局や水道課からの貸与品と同じ「8年」である。

例えば、運動公園の中に体育館、公園、陸上競技場、野球場、武道場の5施設が有るとします。
市町村からの貸与品はΦ100㎜のメーター器が付けられています。しかし、施設ごとに会計が違う為各々で料金を支払う必要があり、また、各施設ごとの漏水状況の把握のために各Φ50㎜やΦ25㎜のメーター器を独自に設置します。

そのΦ50やΦ25のメーター器が「子メーター器」になります。

 

最大の違いは下の子メーター器の赤枠部分には、メーター番号や水栓番号などの刻印がされていません。

 

 

ご依頼内容は

公園のメーター器の対応年数がかなり過ぎているので早急に取り替えて欲しい。

というモノです。    

 

 

下見してきました!

  1. メーター器の大きさはΦ25㎜でした。

 

 

ご提案は

  • 公園の使用人数が少ない朝方を狙って施工します。
  • トイレの入り口に張り紙をします。

 

 

 

今回も市からの依頼です。

  1. 既設のメーター器を取り外す。
  2. 新規のメーター器を取付ける。
  3. 通水試験。

となっております。

 

7年前の元気なDK

 

 

今回も1人で挑戦です!!    

 

施工事例 Mission.34

着手前
 

こんにちは!お世話になります。DKです。 今回は「公共施設のフラッシュバルブ修繕」の施工事例を紹介します。     ご依頼内容は トイレの水を流すと水がどこからか漏れるので一度見に来て欲しい。 というモノです。       下見してきました。 フラッシュバルブのレバーを下げると、 […]

 

既設のメーター器を取り外す

写真は有りません。

  1. メーターボックスの中をある程度掃除する。
  2. 水を止める。
  3. 公衆トイレの入り口へ張り紙をしておく。
  4. ついでに手洗いや便器を流して水を抜く。
  5. 既設のメーター器を撤去する。

重要ポイントは①③④

①、今回はそんなに汚れていないが、中には蓋の高さまで土で埋まっているモノもあり、掃除をしてからでないと水も止められないし、メーター器も外せない、また、断水時間も短くなるので水を止める前に施工できる範囲までは最低限綺麗にする

③④はセット。
③は例え僅かな時間の断水であってもすぐに苦情や通報をする変なのがいるので、目立つように張り紙をする、若しくは立ち入り禁止使用禁止にする。

④は水をを抜きたいので、ついでに行う。ある程度止まるまでは抜いておく方が良い。少し開いたままにしておく。  

 

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新規のメーター器を取付ける

使用材料
設置

 

  1. 新規メーター器を取付ける。

今回工事のような「子メーター器」には伸縮するバルブや継手が使用されていないことが多いので、新規のモノを取付けるには最低でもパッキンの厚み分の隙間を作らなければならない

 

水道管を破損しないように細心の注意を払う事!    

 

通水試験

写真は有りません。

  1. 水を少しずつ送る。
  2. バルブを50%くらい開いた時点でトイレへ行き、エア抜きと不具合などを確認する。
  3. ついでに張り紙や立ち入り禁止などは撤去する。(女子トイレはそのままにしておく)
  4. バルブを100%開く。
  5. 羽根車を確認して漏れの有無を確認する。
  6. 再度トイレ内の漏れや出流れが無いかを確認する事。(問題なければ女子も開放する。)

全てが重要ポイント!

①、いきなり全開にしてしまうと急激な圧力変化などにより、古く劣化した管があった場合破損、又は鋼管が使用されていた場合錆を引っ張って器具に侵入し不具合が発生する事などがあるので慎重に。

②、ある程度開いたら、トイレ側の開けたままの水栓を止め、フラッシュバルブやロータンクの止水を確認する。

③、男子側は使用禁止も立ち入り禁止も解除するが、後で漏水や不具合の確認をする為、女子側は開放してはいけない。

④、メーター器の羽根車が動かなくなったら、この状態が「水が張られた状態」になり、水が動かない為、バルブの開度を100%にしても問題が無くなる

⑤、大きな漏水の有無を羽根車で確認し、メーター器の接続箇所の漏水の有無も確認する。

⑥、再度トイレ内の各器具の漏水や不具合を確認し、女子側の制限も解除する。  

 

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反省会

完了!
完了!

無事に完成~🎵      

 

 

 

苦情も無く無事に終わりました。

  1. メーターボックスの中をある程度掃除する。
  2. 水を止める。
  3. 公衆トイレの入り口へ張り紙をしておく。
  4. ついでに手洗いや便器を流して水を抜く。
  5. 既設のメーター器を撤去する。
  6. 新規メーター器を取付ける。
  7. 水を少しずつ送る。
  8. バルブを50%くらい開いた時点でトイレへ行き、エア抜きと不具合などを確認する。
  9. ついでに張り紙や立ち入り禁止などは撤去する。(女子トイレはそのままにしておく)
  10. バルブを100%開く。
  11. 羽根車を確認して漏れの有無を確認する。
  12. 再度トイレ内の漏れや出流れが無いかを確認する事。(問題なければ女子も開放する。)

 

本日の成果

水道メーター器Φ25

 

 

以上です。  

 

最後に

今回も市の依頼で公園の子メーター器取替修繕を紹介しました。        

 

 

 

今回の作業難易度はです。作業時間は1時間くらいです。

私が考える作業難易度は以下の通りです。

  1. 雨水配管 屋外
  2. 排水配管 屋外
  3. 給水配管 屋外
  4. 給湯配管 屋外
  5. 排水配管 屋内
  6. 給水配管 屋内
  7. 給湯配管 屋内
  8. 機器設置・道路下
  9. 修理 ⇐ ココの2
  10. 設計 

という感じですかね?

6と7は最近では同じ材料を使用するので同率でもいいです。 私が教えてもらった時代はお湯は銅管でしたので、給湯の方が難易度が高かったのです。

 

 

 

 

今回は市水道の敷地内への入り口であるメーター器の取替について解説しました。
公園で、しかも「子」メーター器の取替だったので比較的安全でした。これが、市町村の水道局や水道課からの依頼仕事でメーター器の取替を行うとかなり時間と労力を有する現場もあります。  

厄介なのは「食品関係の工場」や「飲食店」、「時間制限のある現場」です。  

鋼管で配管がされていたりすると錆水が出るし、時間制限のある場所に限って上手く取れない・ハマらないなんて事も良くありますからね。        

 

 

 

 

次回は漏水原因と対処法の解説をしたいと思います。
よろしくお願いします。

今日もありがとうございました。

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