こんにちわ!お世話になります。DKです。
今日は水道業者の工具紹介です。
銅管の施工方法や注意点の①②を書いていて、宅内業者の工具で紹介していないものがありましたので、解説しておきます。
宅内工事用工具類
銅管接合道具一式
バーナー、ボンベ
特徴
銅管をハンダ付けする為のあぶる工具。かなり高温になるので、使用時のみならず使用後もバーナー部分に注意しなければならない。
メーカーや形状も色々あり、使いやすさはそれぞれ一長一短。
DK
私はアサダのボンベと、この真直ぐなノズルのバーナーを愛用している。もう一つはバーナーのノズル部分がフレキシブルに動かせるものが有り、狭い所などは非常に重宝する。
チューブ
特徴
50~60㎝くらいの透明なビニルチューブ。常に2本位は持っていたい。
DK
これは銅管の既設管との接続や配管の修理時等に管内の水を抜く時に使用する。ワンタッチ式の継手もあるが少し高価な為私はいつでもハンダ付けをする為である。
2本必要なのはたまに泥などで汚れたり、バーナーのノズル部分に当たって溶けたりしてしまうから。
皮むき器
特徴
真ん中の飛び出たアンカーパイルみたいな部分を銅管の中へ差し込み、被覆材を捩じって切り取る工具。管の中へ差し込んで使用する為ある程度の広さが無いと使えない。
15Aと20Aしか使えず、その他の管径はカッターナイフで切り取る。
DK
銅管配管には必須工具。15Aと20Aのどちらにも合わせることが出来るが、欲を言うなら別々に持ちたい。
と言うのも小さいネジで刃を広げたり縮めたりするのだが、面倒くさい&そのネジがダメになる。
銅管カッター 小・大
特徴
銅管を綺麗に真直ぐ切断する工具。小と大がある。
大は被覆材が付いたままでも切断できるが、小は被覆材を取って裸にしないと切断できない。小はノコギリで切りにくいような狭い場所でも切断が可能である。
水に濡れることも多い為マメに手入れしないと使えなくなる。刃の方ではなく押さえつける側のローラーが回らなくなるのである。
DK
小は滅多に使用しないが持っていると重宝する時が来る。上記の通りマメに手入れをしないといけない為、1現場終わるたびに油をさしている。
ローラーが動かなくなる原因としては既設管を切断して水に濡れた時や、フラックスを塗った管を切断した時等である。それをそのまま放置すると一発でなる。
銅管磨き
特徴
銅管を磨いてハンダを回り易くする工具。金属製のやすり?みたいな物。結構古めの既設銅管の修理やその管との接合時等によく使う。特に埋設されている既設管は必ず磨くようにしよう。
DK
上記の通り既設銅管との接合には必須。その際に、本体の箇所の穴は管を、上と下のタワシみたいな部分は継手をそれぞれ15Aと20Aが磨けるようになっている。その他の管径はタワシ部分で磨く。
今日のまとめ
今日は宅内業者の工具④として銅管の接合道具一式を解説してみました。
銅管のハンダ接合も覚えて慣れてしまえばどうという事は無いのですが、それまでの経験が中々大変です。失敗すれば水を切らないとまた接合不良になるし、時間はかかるので焦ってくるし・・・・・
後、あぶる火加減もちょっとコツが要ります。
書いていてやっぱりDIYには向かないと思いました。
さて、次回は架橋ポリエチレン管とポリブデン管の施工方法と継手の種類、使用工具と注意点を解説したいと思います。よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。