こんにちわ!お世話になります。DKです。
今回は『屋外の給水配管替え工事』の施工事例を解説します。
ご依頼内容は 水道メーターの検針員の方から漏水しているかもしれないので、水道屋さんに見てもらった方が良いのでは?と言われたから見て欲しい。 というモノです。
調査がてら下見してきました!!
- ・・・・・敷地が広すぎる・・・・・
- お客さんもどこに管が埋設されているのか分からないらしい・・・・・
おわた・・・・
マジで広すぎるよ・・・・
げげげ!!?
井戸もあるのかよ・・・・
色々調べました。
結果、井戸と市水道のクロスコネクション+漏水箇所不明(屋内は漏水無し)
ですので、ご提案したのは
- 屋外の管全てを替える。
- 井戸管と市水管を切り離す。
見積りを・・・と言いかけたらお客さんから 何でも良いからすぐに直してくれ! と言われました。
え!?何でも?農家スゲー 😎 😎 😎 😎
農家のお客さんからの依頼です。
- 管のルートを決める。
- 新設配管をする。
- 通水試験。
となっております。
- とっても元気なDK
- てこ
元気であった時の工事なのでDKはまだとっても元気です。
張り切っていきましょう!!
施工事例 Mission.27
着手前の写真は有りません。
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管のルートを決める
写真は有りません。
- 屋内へ入っている管を探して漏水があるかを調べる。
- 最終的に接続する場所を決める。
- クロスコネクションも解消する為、井戸水が欲しい場所を確認しておく。
- 上記①~③の情報から配管ルートを決める。
全部が重要ポイント。
①、この工程を1つずつこなして漏水箇所を調べていく。
②、「ココから先の管は漏水が絶対にない!」という場所を探す。ココにバルブを設けるのも一つの手である。
③、井戸水を使いたい場所を確認しておくことで、お客さんにも井戸水と市水道を混ぜる事は絶対にできない旨をしっかり伝える。
④、①~③の情報を総合して配管ルートを決める。
新設配管をする
- ルート通りに掘る。ひたすら掘る。
- 表層の砕石等があれば先に避けておく。コンクリートやアスファルトは取り壊す。
- そしてまた掘る。
- 水道メーター器から最終接続位置まで掘り上げたら配管を布設する。
- ほぼほぼ配管をし終えたら市水道も井戸水も止める。
- 市水道を接続する。
- 井戸水を接続する。
ポイントは②④⑤⑥⑦
②、一緒に掘り上げてしまうと混ざるので、先に避けておく事。コンクリートやアスファルトがある場合は切断し、取り壊す。
④、ルート全体を掘り上げたらいよいよ配管です。メーター器接続部分と最終接続位置のみを残した状態にする。
⑤、ココで水を止める。何故この場面でかというと先に止めると
- 断水時間が長くなる。
- 掘削している段階で水が出てきて、結果漏水場所を特定できることが有る。
という理由からである。
⑥・⑦、④で残した接続部分を接続する。井戸水と市水道の目に見える配管上でのクロスが無いかの最終確認もする。
通水試験
写真は有りません。
- 市水道を送る。
- 井戸水指定された水栓を開けてみる。
- 井戸水を送る。市水道を止める。
- 市水道であるはずの水栓全てを開けてみる。
- 市水道、井戸水双方のエアーを抜く。
- ストレーナーの清掃。
ポイントは②④
②・④共に、送った水源と違う水栓を開けて確認する。これで水が出なければ万事OK!
反省会
今回は「屋外水道管の配管替え」の解説をしました。
敷地が広いのに重機が入れず、掘るのも一苦労でした。
- 屋内へ入っている管を探して漏水があるかを調べる。
- 最終的に接続する場所を決める。
- クロスコネクションも解消する為、井戸水が欲しい場所を確認しておく。
- 上記①~③の情報から配管ルートを決める。
- ルート通りに掘る。ひたすら掘る。
- 表層の砕石等があれば先に避けておく。コンクリートやアスファルトは取り壊す。
- そしてまた掘る。
- 水道メーター器から最終接続位置まで掘り上げたら配管を布設する。
- ほぼほぼ配管をし終えたら市水道も井戸水も止める。
- 市水道を接続する。
- 井戸水を接続する。
- 市水道を送る。
- 井戸水指定された水栓を開けてみる。
- 井戸水を送る。市水道を止める。
- 市水道であるはずの水栓全てを開けてみる。
- 市水道、井戸水双方のエアーを抜く。
- ストレーナーの清掃。
本日の成果
- HIパイプΦ13・20 リンクリンク
- HI継手Φ13・20 リンクリンクリンクリンクリンク
- ゲートバルブ15A・20A リンクリンク
- バルブボックス蓋 リンク
- VUΦ125 リンク
以上です。
最後に
今回は農家のお客さんからの仕事で、「屋外水道配管替え工事」の施工事例を紹介しました。
今回の作業難易度は3で、作業時間は2人で24時間(8時間/日)です。
私が考える作業難易度は以下の通りです。
- 雨水配管 屋外
- 排水配管 屋外
- 給水配管 屋外
- 給湯配管 屋外
- 排水配管 屋内
- 給水配管 屋内
- 給湯配管 屋内
- 機器設置・道路下
- 修理 ⇐ ココの3
- 設計
という感じですかね?
6と7は最近では同じ材料を使用するので同率でもいいです。 私が教えてもらった時代はお湯は銅管でしたので、給湯の方が難易度が高かったのです。
今回は工事範囲が滅茶苦茶広大で、配管布設延長にして130m弱の距離がありました。
しばらく人力手掘りは遠慮したい・・・・
次回は和式便器の洗浄管取替工事の施工事例を解説します。
よろしくお願いします。
今日もありがとうございました。